お遊び感覚で触れたいなら電子ピアノ
ここでは、デジタルピアノなどとも呼ばれる、電子ピアノについての特長などをまとめています。
年々良くなっていく性能
デジタルピアノ、エレクトロニックピアノなどと呼ばれることもある電子ピアノ。音源が電子回路でピアノ型になっている楽器のことを言います。
音はピアノと比べると、やはり電子音という感じがありますが、技術が年々進化していて、音、タッチともにピアノと近いものになっています。
ピアノは、鍵盤をたたく強さで繊細な表現ができますが、最近は電子ピアノも、鍵盤をたたく強さによって音量が変化するタッチレスポンスの機能があります。
電子ピアノのメリット・デメリット
電子ピアノのメリットは次のとおりです。
- 調律などのメンテナンスがいらない
- サイズも重量も手ごろ
- 価格が安い
それに対してデメリットは次のようになります。
- 耐久性に欠ける
- どこか一ヶ所でも壊れてしまったら音が鳴らなくなってしまう
- 録音された音なので、誰が弾いても同じ音になってしまう
- キーが軽すぎるため、慣れてしまうとアップライトもグランドピアノも弾けなくなってしまう
- 88鍵ないと弾けない曲が出てくる
リアルタイムの音と録音された音とでは、微妙な表現などでアップライトピアノやグランドピアノに差が大きく出てしまうようです。
電子ピアノの価格と選び方
価格にかんしては非常に安いものでは2万円程度のものから、音やタッチを選ぶと30万円代の商品もあり、幅を広げることができます。
とはいえ、どうしてもアコースティックのピアノのタッチや音の広がりとは違ってきてしまいます。
趣味として楽しみたいのであれば良いと思うのですが、ピアノをきちんと練習しようと思っている、特にお子さんであれば、アコースティックのピアノを選ぶ方がよいのではないかと思います。