SCHWESTER(シュベスター)
こんな人におすすめ・シュベスターのピアノ
予算 | 音色 | タッチ | デザイン |
---|---|---|---|
45~100万円台 | 繊細で艶のある音 | 普通 | クラシカル&ナチュラル |
シュベスターピアノは、1929年に創業された日本のピアノメーカーです。現存する日本のメーカーとして古い歴史を持っています。すべてを職人による手作りで行うことにこだわっているため、生産台数は少なく、受注生産の形をとっています。しかし、そのこだわりをいかんなく発揮しており、伐採制限のある貴重な北海道産エゾマツや、外装に天然無垢のカバ材を使用するなど、高品質で表現力豊かな音色を奏でるピアノとなっています。
工場に5,6人しかいないという職人の技術や音色は、ヨーロッパピアノの伝統をしっかりと受け継いでいます。そのため、工場ではスタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン……などなど、欧米の歴史ある古いピアノの修理も数多く引き受けています。
新品・中古の特徴
シュベスターのピアノは、職人によるすべて手作りの部品によって作られています。大手メーカーが次々と新素材を投入していく時代のなかで、全部品を木材で構成しています。そのため、新品は量産販売ではなく、受注生産のみとなっています。
また、元々はベーゼンドルファーをモデルに設計されていましたが、長い年月をかけて改良を重ね、特徴のある音色となっています。
音色は一般的に柔らかく暖かいもので、タッチと音色との相性が良く、軽快に弾けます。低音は純粋で力強く伸びやか、中音は弦楽器のような響きを持ち、次高音から高音は非常に透明といわれています。華麗な音質と豊かな音の伸び、そして演奏者によって変化する音色の幅広さは、多くの人に支持されています。
弦の張りも、他のメーカーより弱めに張られています。これが豊かな音色に一役買うだけでなく、本体に負担をかかりにくくします。そのため、長期にわたってその音色の美しさを保持できるというメリットがあります。
また、シュベスターは手作りで生産されるため、弾き手の好みに合わせて製作する特別注文も可能です。
新品は受注生産、なおかつ中古は市場に出ることが珍しいため、人とは違ったピアノを持ちたいという人や、ヤマハなどの大手メーカーの音色がどうもしっくりこない人、こだわりを持ってオンリーワンのピアノを注文したい人におすすめです。
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