価格によって何がかわるのか
ピアノを購入する際には、さまざまな価格のピアノの中から選ぶことになります。しかし、この価格の差はどんなところからきているのか疑問に思うこともあるでしょう。そこでこの記事では、ピアノの価格によってどんな部分が変わってくるのか、という点について見ていきましょう。
ピアノは価格によって何が違うの?
それでは、ピアノの価格がどのような要素によって変わってくるのか、という点をご紹介します。中古ピアノ・新品ピアノに分けて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
中古ピアノの価格の違い
中古ピアノは、「グレード」「年式(製造された年)」「色」「整備の内容」などによって価格の違いが出てきます。特に良い素材を使っているピアノほどグレードが高いため、その分高価なピアノになるものの、表現の幅が広いという点でメリットを感じられるでしょう。
またこれまでにどのような整備が行われてきたか、という点も価格に関係してきますが、自分で判断するのは難しい部分になります。他のピアノと比較してかなりお得と感じるピアノの場合は、最低限の整備しか行われてこなかった可能性もありますので、お店のスタッフに整備の状態をしっかりと確認すると良いでしょう。
新品ピアノの価格の違い
新品ピアノの場合は、「グレード」「色」「ブランド」などが価格に関係してきます。
中古ピアノと同じように、当然グレードが高いピアノの方が高価になりますし、同じスペックのピアノがあった場合には、有名なブランドの方がどうしても高価になる傾向があります。もちろん、有名なブランドであればその知名度に見合っただけの価値があるともいえますので、そのピアノにどんなことを求めているかという点によって選ぶのがおすすめです。
そのほかの違い
ピアノの価格には、「色」も関わってきます。黒いピアノや木目ピアノなど様々な色がありますが、一般的に木目ピアノの方が黒いピアノよりも高価な傾向があります。これは、黒いピアノは黒い塗料を塗るのみであるのに対して、木目のピアノは化粧板を貼った上に塗装を行うためです。これらの手間が値段に関わってくる、ということもあるからです。
まとめ
ピアノの価格についてご紹介してきました。もちろん中古なのか新品なのか、というのは価格の差に関わってきますが、そのほかにも価格を決める要素はさまざまにあります。ピアノを購入する時には価格だけにとらわれず、どうしてその金額なのか?という点も考慮しながら選ぶようにすると良いでしょう。