フローラピアノ(アールウィンザー)
こんな人におすすめ・フローラピアノ(アールウィンザー)のピアノ
価格 | 音色 | タッチ | デザイン |
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要問い合わせ | 柔らかく、中音から低音が深みのある豊かな音色 | シャープで重めのタッチ | 重厚なイメージのあるデザイン |
かつて静岡県浜松市に拠点を置いていた「フローラピアノ製造株式会社」で製造されていたピアノが「フローラピアノ」です。部品はドイツから輸入して日本国内で生産を行っていました。このことから、ピアノの製造にはドイツ製のレスロー弦やレンナーハンマーフェルトが使用されており、非常に丁寧な作りのピアノです。響板には音響電波速度が速く、音響特性に優れているといわれている木材・スプルースを使っている点も、このピアノの特徴といえるのではないでしょうか。
柔らかく、深みのある音色を楽しめるピアノで、フローラピアノのブランドとしては「アールウィンザー」が有名。シャープで重めのタッチが特徴で、演奏する曲を選び、弾き手の好みが大きく別れる独特なタッチです。
今でも多くの人がこのピアノを愛用しているようですが、昭和61年ごろにフローラピアノ製造株式会社は廃業してしまったため、現在は生産されていないピアノとなっています。生産された数も限られていることから一般的にはあまり知られていないメーカーではあるものの、その品質の良さから調律師などの間では、その名を知られているピアノです。
新品・中古の特徴
フローラピアノ(アールウィンザー)を製造していた、フローラピアノ製造株式会社は残念ながらすでに廃業しているため、新品のピアノは現在生産されていません。そのため、このピアノを手に入れたい場合には中古のものを探して手に入れる必要があります。
また、中古のフローラピアノ(アールウィンザー)の注意点として、調律師の腕の良し悪しにより、音が非常に左右されるという特徴があります。個体差はあるものの、非常に良い材料を使用して作られているピアノであるため、腕の良い調律師によって調律が行われていれば、とても良い音色を奏でてくれるといわれています。大手メーカーのピアノと比較すると、調律に気を使うピアノであるため、経験豊富な調律師に依頼することによって、本来の音色を楽しむことができるでしょう。
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