輸入ピアノって高いの?
ここでは、高いと思われがちな輸入ピアノの実情について、情報をまとめています。
輸入ピアノにもいろいろあります
輸入ピアノとひとくちに言っても、とてもたくさんのメーカーがあります。国産のメーカーも普通に思い浮かぶのはヤマハやカワイくらいですから、海外のピアノメーカーでは、有名なスタンウェイが思い浮かぶのではないのでしょうか。そのせいか、輸入のピアノというと、スタンウェイが頭に浮かんで、ケタが1つ違う金額のイメージがついてまわるのかもしれません。
実際には欧米のメーカーの他に、中国や韓国のメーカーのものも輸入されています。
ですから、想像するよりもかなり安価なピアノにもたくさん出会えます。ただ、いろいろありすぎて、国産のもの以上に、しっかり選ばないと、見た目だけではわからないのが大変なところです。日本の風土にあっていることも大切ですしね。
もちろん、ヨーロッパのメーカーで昔ながらのスタイルで、丁寧につくられているピアノもあります。そういうものはやはりお高い。これは仕方がないですね。
低価格でクオリティの高いピアノをつくるには?
とは言え、良心的な価格のものもあります。チェコのプラハでつくられているペトロフというメーカーは、クオリティの高さにしては、低価格のピアノです。
1864年の創業と言いますからかなりの伝統を誇る訳ですが、チェコという環境であるために、その歴史の中では旧ソ連の国営になるなど品質に問題があった時代もあったそうです。
EUの誕生で、ピアノの世界では大変評価の高いドイツ製の部品をつかうなどして、非常にクオリティが高くなり、長い目で見ればコストパフォーマンスに優れています。
カタログなどの定価を見ると、やっぱり高い~と感じてしまうのですが、ユーロ安、円高などの経済事情で、お店によっては国産のものとあまり変わらないレベルで購入が可能です。このクラスのものが100万円以内で購入可能なのは、いろいろなピアノを見ていただけに、ちょっとビックリでした。
見た目も、とてもヨーロッパ的(?)で、輸入ピアノの良さを実感できますよ。